
Chatworkという会社でバックエンド(PHP/Scala/AWS)のエンジニアとして働いています。ウェブサービスの開発やキャリアに関する疑問や相談のことならお気軽にご相談ください。学校の課題から初心者の方、これからプログラミングを勉強してみようと思っている方の相談まで幅広く対応しています。
「好きこそものの上手なれ」趣味を仕事にしたエンジニア

好きな言葉は「好きこそものの上手なれ」。
中学2年生の頃、インターネット上のチャットサービスを通じて知り合った友人から進められ、C言語やPython、HTML/Cといったプログラミング言語を触り始めた安達勇太さん。
簡単なウェブサイトを公開して運用するなど、趣味としてプログラミングを学んできました。
その後、プログラミングの体系的な知識を学ぶために大学へ。学業のかたわら、アルバイトで英会話教室の予約システムの開発や電子書籍アプリの制作に携わり、プログラミングの実務経験を積みます。
6年前、Chatworkに就職。エンジニアとして、ビジネスチャットツールの開発に携わっています。
「Chatworkでの最初の4年間はPHPやScalaを用いたアプリケーションの開発。直近2年間はSRE(サイト・リライアビリティ・エンジニア)として、アプリケーションやミドルウェアのパフォーマンスチューニングやオペレーションの自動化など、サービスの信頼性向上に努めています」
豊富な経験をもとにプログラミング初心者の悩みを解決

プログラミングに関する豊富な知識とバックグランドを持つ安達さん。 自身の得意分野について、「言語としてはPHPやScala、技術的にはAWS, Elasticsearch, Redisなどです」と話します。 そんな安達さんは、タイムチケットでWebサービスやプログラミングに関するさまざまな相談に乗っています。 「学生時代にアルバイトや個人事業として幅広い技術を扱ってきたので、アプリケーションの開発からインフラの設計まで幅広い相談に対応できることは私の強みです。 また、現在はウェブアプリケーションエンジニアとして、大規模なサービスでたくさんのデータを扱っています。課題や問題を解決するためのその場しのぎの解決策ではなく、保守や運用面まで考慮した解決策と考え方をセットにして伝えるように心がけています」 相談者は、これからプログラミングやWebサービスの開発の勉強を始めようと考えている初心者や学生、すでに現場で活躍しているエンジニアまで多様です。
丁寧なヒアリングで相談者にあった解決策を提案
安達さんは、これからプログラミングの勉強を始める人の興味や志向を聞いて、それに合わせた勉強プランを提案しています。 ある時、プログラミングについてまったく知識のない人からこんな質問をされました。 「特定の不動産に特化したポータルサイトを構築したいのですが、プログラミングのスキルがありません。何をどんな順序で勉強していけば作れるようになりますか?」 開発中はもちろん、完成後の運用にも問題がないようにと考えた安達さん。
相談者にあった開発や運用方法を提案するために、キャリアの志向や好きな勉強のスタイル、開発や運用の体制について丁寧にヒアリングをしました。
その中で、相談者がフリーランスのエンジニアとして独立することを目指していることを知りました。 安達さんは、サービスを作るまでに必要なスキル一覧と、それらのスキルを学ぶための技術書を数冊、相談者のために選びました。また、技術書の読み方まで細かくアドバイスしたそうです。 「その方は高いモチベーションをキープして勉強や開発に取り組み、少しずつポータルサイトの完成に近づいていると連絡をくれました。このように、後日談を直接教えていただけるのは特別に嬉しいですね」
「エンジニアを目指す人たちを学習面でもサポートしたい」

今後も、プログラミング初心者や技術者からの相談に応えていきたいとしながら、安達さんには別の目標もあります。
「エンジニアを目指す方のために、それに特化した学習コースを用意して、エンジニアになるまでの学習をフォローしたいと思っています」
プログラミングは定型作業を自動化したり、Webサービスの開発をしたり、人間の脳や手足では太刀打ちできない問題を解決するためのツールとなる。
そして、Webサービスは世界中のあらゆる場所にいる人に向けてサービスの価値を届けるチャンスがあるーー。
プログラミングやWebサービス開発の魅力について、安達さんはそんなふうに考えています。
「プログラミングでさまざまなサービスを作ってみたい」「開発に行き詰まって困っている」。そんな人は、安達さんに相談してみるとよいかもしれません。