YouTubeの再生数を増やすには?現役YouTuberがわかりやすく解説

YouTubeの再生数を増やすには?現役YouTuberがわかりやすく解説

「YouTubeを始めてみたけど、思うように再生数が伸びない」。その原因はどこにあるのでしょうか。動画の内容やサムネイルのデザイン、動画の時間の長さなど、YouTubeの再生数を増やす要因がさまざまに語られている中で、「視聴者ファーストこそ再生数を伸ばすために重要」と話すのは現役YouTuberの「ろっく@YouTuber」さん。YouTubeの再生数を増やすコツを聞きました。


ろっく@YouTuberさんのプロフィール

https://www.timeticket.jp/hosts/rock_steady?utm_source=ttl&utm_medium=200&utm_campaign=experiences_8

はじめまして。3か月で登録者12,000人を達成した戦略系YouTuberのろっくと申します。その他チャンネルも運営しており、総計5チャンネル、総登録者数120,000人です。最短で登録者1000人を達成する戦略を教えています。

YouTubeの再生数を増やすために知っておきたい基礎知識

——YouTubeの再生数を増やすために、前提の知識として知っておくべきことありますか? 「YouTubeが何を求めているかを知る」ということですね。GoogleのSEOのように、YouTubeにもSEOはあります。しかし、小手先のSEO対策ではYouTubeの再生数を増やすことはできません。YouTubeが求めているのは視聴者ファースト」。視聴者に楽しんでもらうこと、満足してもらうことを追究しているので、そんなYouTubeの希望に応えられる動画を作ることが大切です。 ——再生数が増えない人に共通することはなんでしょうか。 再生数が増えない人に共通しているのが、視聴者ファーストの視点が欠けているという点です。視聴者が求めていることでなく、自己満足な動画になっていることが多いですね。自分のやりたいことを発信するのではなく、見ている人を楽しませる。テレビ番組と同じです。 ユーザーに満足してもらえたかどうかは、視聴率、視聴時間といった数字に表れます。また、エンゲージメントといって、いいねボタンが押されたり、コメントをくれたりといった視聴者のアクションを表す指標があります。視聴者が反応してくれる、喜んでくれる動画を投稿することが一番大事です。そういう意味では、YouTubeはシンプルなんですよ。

YouTubeの再生数を増やすための動画の内容とは?

——YouTubeの再生数を増やす動画を作るために大切なことはどんなことでしょうか。 動画の内容を視聴者にフィットさせることが大切です。たとえば、サムネイル。視聴者層が高齢者であれば、色とりどりのカラフルなサムネイルより、文字だけのシンプルなもののほうが目に止まるかもしれません。逆に子どもなら、文字よりもカラフルな色がたくさん並んでいるものをクリックしようとするでしょう。答えは視聴者の中にあるのです。

YouTubeを始めるにあたっては「ペルソナの設定」が一番重要

——ということは、動画の内容を決める前にまずターゲットを絞ることが大切なのですね。 そうです。YouTubeを始めるに当たって一番重要なのは、ペルソナを設定することです。 ターゲット層を決めることとあわせて、YouTubeの中でどういうふうに自分をポジショニングしていくか、戦略を立てることも大切です。たとえば、ビジネス系の動画をやろうと思っているのであれば、ビジネス系のチャンネルがどれだけあるのか、どんなパターンの動画があるのか、財務、税金、副業といったジャンルのどこでやればいいのか。


「空き」があるポジションを狙いにいくことと、そこにマッチするターゲット層を絞ることが重要です。

ゴールに見合った内容の動画を制作しよう

——空いているポジションを狙うことも、再生数を増やすためには大切な作戦なのですね。 あくまでYouTubeで収益を得たいという場合ですが、配信者と視聴者は「需要と供給」の関係にあるので、供給が過多のところにあとから参入するのは厳しいのです。


一方で、YouTubeで集客をしたい場合は別です。集客をするには自分のビジネスジャンルを狙うしかないので、どう攻めるかという戦略が必要になってきます。

このように、YouTube収益を得たいのか、集客のツールとして使うのか、目的によって戦略が違ってきます。 ——YouTubeを集客ツールとして使いたい場合、どんな内容で動画を作ればいいのでしょうか。 YouTubeを集客ツールとして使う場合には、最終的に自分のお客さんとなる人を集めることが目的になります。たとえば、税理士事務所の集客にYouTubeを使う場合、ターゲットとなるのは会社経営者です。となると、動画の内容は「経営に役立つ税務知識」といったものがフィットします。 税の知識もいろいろで、「住宅ローンの税務」といった動画の内容で配信することもできますが、そうした一般の個人が知りたい内容では、集客の目的である「経営者」は集まりません。このように、集客目的であればそのゴールに見合った内容の動画を作ることが大切です。

YouTubeの再生数を増やすためのサムネイルの作り方

——サムネイルを作るときにはどんなことに注意が必要ですか? サムネイルは看板です。ほかにもたくさん看板が並んでいる中で自分の看板をクリックしてもらう必要があるので、ターゲット層を意識したうえで、周りとの相対感で内容を決めましょう。 サムネイルを作る上での考え方は2つあります。 1つは、周りにひしめくライバルたちの看板に埋もれないよう、目立つ看板を作ること。もう1つは、よくクリックされる強い看板があるなら、それに寄せたデザインで看板を作ること。 置かれた状態にもよりますが、周りのライバルたちが誰をターゲットにしていて、市場環境はどうなっているのか、分析をしてそれを生かすことが大切です。

YouTubeの再生数を増やすために適切な動画時間は?

——動画時間はどれくらいが適切なのでしょうか。 動画時間は各ジャンルの中で相対的に判断します。 たとえばキッズ系の動画であれば、視聴時間はとても短いです。子どもはすぐに飽きてしまってどんどんチャンネルを変えていくので、3分視聴されたら長いほうですね。一方、ビジネス系は情報系のチャンネルが多いので、動画の時間は長いものが多いです。反対に、エンタメ系はそこまで長くありません。動画の時間は、自分がライバルとしているチャンネルを指標にするといいですね。 YouTubeでは平均再生率といって、その動画が平均してどれくらいの時間再生されたかを確認することができます。実際の動画の時間の40%を切ったら、動画の内容や動画の時間を見直す必要があります。平均再生率は70%を目標にしたいですね。

YouTubeの再生数を増やすためにやってはいけないこと

視聴者を無視した動画作りをしない

——YouTubeの再生数を増やすためにやってはいけないこととはどんなことでしょうか。 SEOなど小手先のテクニックにこだわって、動画の中身がなくなってしまっては本末転倒です。そうしたところに時間を使うくらいなら、内容を濃くするために時間を使ったほうがいいですね。 視聴者が思う「いいもの」と自分が考える「いいもの」は違います。自分で「これがいい」と思ったものはだいたい外れるという気持ちで、視聴者が本当におもしろいと思うものはなんなのかを考える。ライバルの動画を見てどんなものが受けるのか研究をする。視聴者を無視した動画はウケません。

属性が異なる視聴者を集めない

——動画の内容以外に気をつけたほうがよいことはありますか? 動画のターゲットを混ぜないことです。たとえば、堅い内容のビジネス動画の視聴者層と、おもしろ動画を集めたエンタメ動画の視聴者層はまるで異なります。ビジネス系のチャンネルでエンタメ要素の強い動画を配信するなど、両方のジャンルの視聴者層を1つの動画に集めようとするのはよい方法ではありません。 この2つを同時に抱えると、YouTubeとしてはこのチャンネルをビジネス層におすすめしたらいいのか、エンタメ層におすすめしたらいいのか、わからなくなってしまうのです。より多くの視聴者を得るためになんでも投稿したくなってしまいますが、有料広告と同じ思考で「見てほしい人」だけをターゲットに据えるようにしましょう。

もっとも大切なことは「視聴者ファースト」

——最後に、YouTubeの再生数を増やすためにろっく@YouTuberさんがもっとも大切にしていることを教えてください。

実は、「再生数を増やすコツ」というのは存在しないんです。視聴者が求めているものを把握して、満足できるコンテンツができれば、本来は何もしなくても再生数は伸びるのです。つまり、「視聴者ファースト」がすべてなのです。

——視聴者ファーストはどうしたら実現できるのでしょうか。

視聴者の声を聞くことです。平均視聴率など数字に表れるものからどんな動画を配信すれば評価が得られるのかを探ったり、YouTubeのアンケート機能を活用して意見を集めるといったことが有効です。

ただし、コメント機能は少々厄介です。実は、コメントの大半はマイノリティの意見なんです。動画を視聴している多くの人はコメントを残しません。「これを止めてほしい」「こういうふうにしてほしい」といったコメント欄の意見を尊重してしまうと、誤った方向に進んでしまう可能性があります。

私も、コメントで「話す速度が速すぎる」「もっと速く話してほしい」と書かれたことがありますが、これは人それぞれ。アンケートを取ってみると、大半の人が「話す速度はちょうどいい」と回答します。ですから、コメントには敏感に反応しすぎないようにしたいですね。

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