衣替えがラクになる!収納のコツを「整理収納アドバイザー」がわかりやすく解説

衣替えがラクになる!収納のコツを「整理収納アドバイザー」がわかりやすく解説

季節の移り変わりに応じて、身につけるものを入れ替える「衣替え」。しばらく身につけない服をクローゼットや収納ケースに長期間保管するためには、普段使いの服の収納とは違う工夫が必要です。衣替えをする前にやっておくべきこととは?長期間の保管に適したたたみ方とは?整理収納アドバイザーの金田光生さんに聞きました。


金田 光生 さんのプロフィール

https://www.timeticket.jp/hosts/320kinta/?utm_source=ttl&utm_medium=206&utm_campaign=experiences_20

家の中を綺麗にすることよって、皆さんが少しでも幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。 また、ランニングを通じて運動の素晴らしさも伝えていけたらなと思います。

衣替えを始める前にやっておくべきこと

――季節の変わり目に、衣類をはじめとした身の回りのものを入れ替える「衣替え」ですが、衣替えを始めるときに、やっておくといいことはありますか?


衣替えで衣類を収納する前に、一度すべての衣類に目を通し、そもそも収納するべきかどうかを考えましょう。主に次のことを確認してみてください。


1. その服は今シーズン袖を通したのか

今シーズンを振り返ってみて、一度も着ていない衣類について、来シーズンに着る可能性はありますか。おそらくかなりの確率で「ない」と思います。そのような衣類は手放す対象にして良いと思います。


2. その服は気に入っているのか

「あまり気に入っていないけど、持っているから何となく着ていた」と言うものはないでしょうか。自分の意思で「着たい」と思えるものでなければ、手放して来シーズンに新しい服を買った方が楽しいと思いますよ。


3. 服の寿命がきていないか

よく着ていた衣類であれば、洗濯を重ねて生地が薄くなっていることはないでしょうか。洋服の寿命がきているのかもしれません。そういった衣類は手放す対象にして良いでしょう。



――衣類は洗濯をして収納するとして、洗濯ができない靴や鞄はどのようにケアするとよいでしょうか?


靴や鞄のケア方法は素材によっても変わってくるので、ちゃんと調べて各々にあったやり方でクリーニングをしておいた方がいいです。

自分自身で行うのが難しければ、専門業者に依頼するのも良いでしょう。そのままの状態で放置すると、ホコリや湿気の影響でカビが生えてしまったり、寿命を縮めてしまう原因になります。

衣替えが楽になる収納環境づくり

――衣替えをスムーズに行うために、収納場所はどのように整備するとよいでしょうか。


衣類を収納するケースは、同じメーカーの収納ケースで揃えるのがポイントです。

クローゼットや押し入れ用の収納ケースは多くのメーカーが販売していますが、それぞれ形状が異なります。同じ商品の収納ケースで揃えれば、衣替えの時期に中の引き出しごと入れ替えることが可能になります。いちいち全部出してたたみ直す必要がなくなるのは大きいですね。

そして季節外の衣類を入れた収納ケースを、収納場所の取りづらい場所(奥や下)に配置して入れ替えます。


――収納ケースはどのように選ぶとよいですか?


クローゼットや押入れなどの収納場所が広いからと言って、その広さにぴったり合った収納ケースにしすぎないよう注意をしてください。

奥行きがありすぎる、高さがありすぎる収納ケースはオススメできません。奥行きがありすぎると引き出すのが大変になるし、高さがありすぎるとそこに無駄なスペースが生まれてしまいます。
心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

衣替えの収納のコツ

衣類を収納するコツ

――衣類のたたみ方やしまい方のコツを教えてください!


衣類をしまうとき、原則として重ねて入れないようにしてください。重ねてしまうと下にある衣類が何か分からなくなり、確認しづらくなってしまいます。これは、衣類に関わらず本や書類でも同様です。

収納ケースにいれるときは衣類をたたんで、立てて収納しましょう。なお、たたんだ折り目の山を上にするとかなりスッキリして見えるようになります。

たたむことができないような衣類は吊るしたままになると思いますが、クリーニングに出したときについてくるビニール袋をつけっぱなしにするのはやめましょう。通気性がなく、袋の有機溶剤のせいで変色してしまう可能性があります。

吊るして保管する衣類には、不織布タイプの衣類カバーを使うようにしてください。また、クリーニング屋さんからもらう針金製のハンガーをそのまま使っている方がいますが、衣類に食い込んでしまうのでやめましょう。細過ぎないものを選んでください。

靴や鞄を収納するコツ

――靴や鞄はどのように収納するとよいでしょうか。


靴は、靴箱やシューズクローゼットに収納できるだけの十分なスペースがあるのならば、そのまましまっておけばよいと思います。ただ、定期的に靴箱やシューズクローゼットを開けて換気して欲しいですね。臭いも気になるところなので、脱臭剤を置いておくのがオススメです。

十分な収納スペースがない場合は、シューズクローゼットに合った収納グッズを使うのもよいでしょう。ただ、その前に衣類と同様に「整理」をすることが大前提です。全く履くことのない靴を保管し続けてしまってる方も結構います。

鞄は、大きさ別にたくさん持っているという人も少なくありません。衣替えをいい機会として、まだ使うかどうか、必要かどうかを改めて確認してみましょう。

しまうときには、大きいバッグの中に小さいバッグをしまうようにすると、スペースを効率よく使えるようになります。

季節ものの寝具やラグマットのような大物を収納するコツ

――衣替えするものとしては、身に着けるもの以外に、布団や毛布といった寝具のほか、ラグマットやゴザのような敷物などもあります。そういった大きな物はどのように収納するとよいでしょうか。


季節によって全く使わなくなるものは、取り出しにくいような高いところや低いところ、もしくは奥行きのあるところにしまうとよいでしょう。折り目がついてしまうものに関しては、丸めておくと良いと思います。

敷物については、ラグマットの洗浄に対応しているクリーニング屋があるので、しまう前に洗浄依頼しておくことがオススメです。

なお、季節によって出し入れする大物には、家電もあります。夏が終わり扇風機をしまう場合は、そのまま袋をかぶせておけばよいでしょう。昔ながらの分解するタイプのものだと、分解してダンボールにしまった方がよい場合がありますが、そうでなければダンボールは購入した時点で廃棄しておけばいいでしょう。

衣替えの前には「整理」を実践して

――収納ケースにしまうときに気を付けてほしいことはありますか?


収納ケースにしまう場合は防虫剤を使うことになると思います。防虫剤はメーカーによって使用している薬剤が違い、混ざりあうととても危険です。できるかぎり同一メーカーの防虫剤を購入するようにしてください。



――衣替えをこれから実施しようと考えている人にアドバイスをお願いします!


まずは整理収納の原点である「整理」を実践してほしいですね。

衣替えという機会がないと、持っている衣類を「ひとつひとつ手に取って確認する」という行動はしないと思います。必要か不要かの判断をし、不要なモノを手放すと、広さが足りないと思っていた収納スペースが実は十分な広さになることもあります。ぜひ、整理を実践してみてください。

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