子どもの写真をうまく撮るには?カメラ初心者のための写真撮影のコツ

子どもの写真をうまく撮るには?カメラ初心者のための写真撮影のコツ

子どもの大切な一瞬を切りとるために、新しくカメラを購入する人も多いのではないでしょうか。そんな人にありがちなのが「子どもの表情を撮ろうとすると毎回ブレる」「キッズモデルのようなキレイな写真が撮れない」といった悩みです。うまく撮影するためのコツはあるのでしょうか。ポートレート写真を主に撮影しているプロカメラマンあらしまともきさんが、子どもの写真の撮り方をわかりやすく解説します。


あらしまともきさんのプロフィール

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写真苦手でも笑顔が撮れる。カメラの前で自然な表情ができない... 笑顔になんか絶対になれない そんな僕自身の経験から、 同じようなことで悩まれている方のお役に立ちたいという想いで タイムチケットを始めました。 マッチングアプリ写真は、 ポージングもカメラ目線も必要ありません。 カメラを向けられるというストレスを感じさせずに めちゃめちゃゆる~い雰囲気の中で、 さりげなくシャッターを押すだけ。 写真が苦手な方の気持ちに寄り添って、 喜んで頂きたいです。

子どもの写真をきれいに撮るための基本とは?

——子どもの写真を撮りたくてカメラを購入したのに、「顔が暗くなってしまう」などうまく撮れなくて悩む人は多いと思います。そんなとき、カメラの設定で注意することはありますか? 顔が暗くなるといった悩みに関しては、カメラの設定太陽の位置で解決ができます。 カメラの設定に関しては、露出を上げること。カメラの設定に「F値(絞り)」というものがあります。「F値」とは、レンズの中に入る光の量を調整するための値です。ちょっとややこしいのですが、数値を「小さく」するとレンズに取り込む光の量が「多く」なります。すると、明るく撮影することができるのです。 また、F値を小さくすることで、背景がボケやすくなります。背景がふわっとボケた雰囲気のよい写真を撮りたい場合には、F値を小さくするとよいでしょう。 ——太陽の位置については、どんなことに気をつければよいのでしょうか。 光の向きには4種類あります。被写体の正面から光が当たる「順光」、被写体のうしろから光が当たる「逆光」、被写体の真横から光が当たる「サイド光」、被写体のななめうしろから光が当たる「半逆光」です。 人物写真を撮るときは、逆光か半逆光のどちらかで撮影するとよいでしょう。なぜかというと、被写体のうしろ(背中側)から太陽の光が当たることで、肌がきれいに写るからです。逆光で撮影するとどうしても顔に影が入ってしまいますが、先ほどのF値の値を小さくして取り込む光の量を多くすることやISO感度の値を上げることで、写真全体を明るくすることができます。

子どもの写真がうまく撮れる撮影場所のポイント

屋外では木々や葉を背景にするといい

——屋外で子どもの写真を撮るとき、背景にどんな場所を選ぶとよいでしょうか。 公園など外で撮影する場合には、木々がたくさんある場所を背景に選ぶとよいです。葉っぱのすき間から太陽の光が差し込むようなところを選べば、光がボケて丸くキラキラした感じに写ります。 こうした場所を背景に選べば、被写体に対しても自然と逆光か半逆光になりますね。

屋内で撮影するときは「奥行き」を意識して

——では、屋内で遊んでいる子どもを撮影する場合は、どんな場所で撮るとよいでしょうか。 できるだけ明るい場所がいいですね。自宅の部屋であれば、光が差し込みやすい窓際を選びましょう。光が強すぎる場合には、レースのカーテンで光を和らげるとよいでしょう。 自宅の一室など狭い場所で撮影するときは、背景に空間を作ることを意識するとよいです。空間があると背景がきれいにボケて、雰囲気のよい写真になります。 ——自宅だとさまざまなものが写り込んでしまいそうです。 そんな時は、何を撮りたいかを考えることです。子どもが遊んでいるところを撮影するなら、それ以外の写したくないものを避けて、シンプルな背景を作りましょう。

子どもの写真がうまく撮れる構図のポイント

ふだんと違う「目線」を心がけることでプロっぽい写真に

——子どもを撮影するときに、写真の構図で意識するとよいポイントはありますか? 子どもの目線で撮影すると「プロっぽい写真」を撮ることができます。自分が立っている目線の高さで撮影するとありきたりな構図の写真になってしまうので、しゃがんだり、寝転んだり、子どもと同じ目線になって撮影すると、ふだんと違った景色になります。 ネコ目線まで下げて地面ギリギリに構えたり、真上から見下げたり、下から見上げたりするなど、いつも見ている角度以外から撮影してみてください。

子どもをアップで撮る場合は「奥行き」を作る

——子どもをアップで撮りたい場合はいかがでしょうか。 子どもをアップで撮る場合はレンズを広角に設定して、なるべく子どもに近づいて撮影します。そうすると背景に奥行きが出て、空間が広く感じられます。自宅で撮影するときと同じですね。

風景を生かす場合は「広角」と「望遠」をうまく活用

——家族で出かけたときなど、風景と一緒に子どもの姿を撮りたいときはどんなふうに写すとよいですか? 子どもと一緒に写したい建物や景色がある場合は、レンズの広角側で撮影します。広角にすることで、背景が広く写るのです。 反対に、景色をぼかして写したい場合は、望遠側にレンズを設定し、なるべく遠くから撮影します。そうると、背景がきれいにボケます。 ——テーマパークでランドマークとなるお城と一緒に子どもを撮りたい場合には広角側で、メリーゴーランドなどを背景にしてぼかした写真を撮りたい場合は望遠側で撮るというイメージですね。

そうですね。

子どもの表情を引き出す撮り方のコツ

何かに夢中になっているときがシャッターチャンス

——子どものよい表情を引き出すために、何か工夫をしていることはありますか? 遊んでいるときなど、何かに夢中になっている姿を撮影するとよいですね。子どもでも、カメラを向けられると意識して緊張してしまうんです。「ここに立って写真を撮るよ」と声がけしてしまうとうまくいきません。笑わそうと思ってもなかなか笑ってはくれないので、何かに集中している最中を撮るのがおすすめですね。 ——カメラの存在は意識させないほうがいいんですね。 そうですね。声かけをするなら「こっちに向かって走ってきて」と言うのが有効です。そうするとカメラ目線になりますし、こっちに向かって走ってくる躍動感をカメラに収めることができます。 ——その躍動感を納めようとして、カメラがブレたりピントがずれてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか。 そんな時はシャッタースピードを調整します。カメラによっても異なりますが、動く子どもを撮影するときのシャッタースピードは一般的には「250分の1秒」以下に設定するとよいといわれています。 私の場合は確実にブレないように、500分の1秒で撮影していますが、そうするとよりブレにくくなりますね。シャッタースピードを速くする場合には、ISO感度の数値を大きくしたり、F値を小さくしたりして、露出を上げていきます。

シャッターチャンスを逃さないためには「連写」を使う

——子どもはよく動きますし、表情もくるくる変わります。シャッターチャンスを逃さないためのポイントはありますか? 子どもの表情は1秒単位で変わります。そんな時は連写機能を活用しましょう。私の場合はカメラの電源を入れっぱなしで、常に子どもにカメラを向けてピントを合わせています。かつ、連写を併用することで、シャッターチャンスを逃しにくしています。 初心者用の一眼レフにはスポーツシーンを撮影するモードがあるので、そうした機能を活用するのもよいですね。自動でシャッタースピードを調整してくれるので、撮影したい瞬間にシャッターを押すだけで済みます。 ——一緒に遊びながら撮影するとき、どんなことを工夫していますか? 子どもの表情を引き出すために、公園などで一緒に走りながら撮影することがあります。追いかけたり、逆に追いかけてもらったりしながら、よい表情をした瞬間に写真を撮るのです。走りながら撮影するのが大変な場合は、望遠レンズを使って遠くから子どもの動きを追うのも1つの手段です。 また、シャボン玉など子どもの興味を引くようなアイテムを使うのもよいでしょう。子どもは基本的にこちらの言うことは聞いてくれませんので、アイテムを使ってコントロールすることで撮影をしやすくします。 動き回る子どもを撮影するときは、1枚1枚丁寧に撮るよりも、連写機能などを使ってとにかくたくさんの枚数を撮るとよいです。その中からベストショットを1枚選ぶという気持ちで臨んでみてください。 子どもの写真を撮るときに大切なのは、親自身が楽しんで撮影することです。親が楽しいと思っていなければ、子どもは笑いません。撮影することに必死になるあまりイライラしてしまうと、余計に子どもの表情が固くなってしまいます。子どもは思い通りにならないものだと思って、楽しんで撮影をしましょう。

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