都内在住の宮崎出身です。女性。20歳です。7月末よりシェアエコの活動を始めました。8人兄弟の7番目。シェアエコサービスを使っておもに似顔絵描いてます。相手に喜んでもらうことをするのが好きです。
依頼者と会話しながら「似顔絵」を描いていく

みなやんさんの似顔絵サービスは、依頼者と対面で話しながら進めていくのが基本です。30分ほど会話しながら、スケッチブックやiPadの画面に似顔絵を描いていきます。
「似顔絵ができあがっていく過程の非日常的なワクワク感を体験してほしい」
そんな思いから、特に初めての利用者には「対面」で似顔絵を提供することにこだわっています。
「対面で似顔絵を描くので、その人の『雰囲気』まで表現できますし、細かい修正もききます。そのため、90%の方に満足していただいています」
多種多様な似顔絵に対応できるのが強み

みなやんさんは「はじめまして」と挨拶するとき、相手の顔の形やパーツの位置を把握するのだそうです。 「髪型はこんな感じか、鼻の大きさは目頭のここまでか。ホクロがあるな。目は耳たぶのこの位置にあって、笑うと口角はここまで上がるんだな」 こんな第一印象をベースに、依頼者と会話します。相手の表情を見ながら、モデルと絵のあいだの「誤差」を調整していきます。 みなやんさんの強みは、「かわいい感じ」「スマートな感じ」「デフォルメした感じ」など、多種多様な似顔絵にできること。 似顔絵を描く前には、依頼者に作例を見てもらい、どんな絵にしたいかをヒアリング。その要望をふまえて、似顔絵の作成に取りかかります。 みなやんさんに似顔絵を描いてもらった人からは、次のような感想が届いています。 「今回は、リアルだけれど少しポップに寄せた絵というコンセプトで描いてもらいました。『次回はもっとかわいく描いてもらおうかな?』とか『もっとリアルさを求めてもらおうかな?』など、何度でも描いて欲しくなるところも魅力の1つだなと感じました」 さまざまな作風で描き分けるみなやんさんには、「夜の公園で犬の着ぐるみ着た人の似顔絵」という一風変わった依頼もあったそう。 「時々通る通行人にちらちらと見られ、恥ずかしさを感じながら描きました。滅多にない、いい思い出です」
「絵を描くのが好き」趣味が高じて似顔絵師に

現在、介護職の仕事をしながら似顔絵師として活動しているみなやんさん。小さいころから絵を描くことが好きでした。アニメの人物画を描いたり、デッサンコンクールに応募して最優秀賞を受賞したりと、「絵を描くこと」といつも一緒でした。 高校3年生になると、絵画教室に通うようになり、デッサンや色彩表現、立体表現を学びました。その後も、YouTubeにアップロードされている「絵画のメイキング動画」を見たり、上手な人のイラストをまねしたりしながら、たくさんの絵を描いてきたと言います。 そのうち、顔を描きながらその人のストーリーを知ることに魅力を感じて、似顔絵師になりました。現在、個人のスキルを売り買いできるサービス「タイムチケット」で、SNS用の似顔絵を描くサービスを提供しています。
素敵なアイコン用の似顔絵が30分で完成!

今では積極的に人と会って似顔絵を描いているみなやんさんですが、以前は「知らない人と会うのは怖い」と感じていたそう。だから、似顔絵の依頼者についても「緊張するのはごく自然なこと」と理解を示しています。 そんな不安な思いを抱いている人に一歩踏み出してもらうため、依頼者をリラックスさせる雰囲気作りを大切にしています。そんな配慮は、依頼者にもしっかり届いています。 「似顔絵を描いてもらうのは初体験でした。(みなやんさんは)会話をしながら描いてくれるので、負担やプレッシャーがまったくといっていいほどなかったです」 みなやんさんの目標は、『似顔絵を描いてもらうなら、絶対みなやんがいい!』と、多くの人に言ってもらうこと。あなたも、会話を楽しみながらキャンバスに自分の顔が描かれていく「ワクワク体験」をしてみませんか?