愛知県出身。本業はフリーのプロカメラマン。心理学コピーライター・魅力を伝える文章講師としても活躍している。タイムチケットではマッチングアプリ用写真に特化した撮影を行なっており、これまで100名以上の方の撮影を実施している。
「喜んでもらえることがうれしくて」料理人からカメラマンへ

名古屋を中心に活動する荒嶋さんは異色の経歴を持つカメラマンです。18歳で料理の世界に入り、フレンチの料理人に。「自分の作った料理で人を喜ばせたい」と考え、22歳のときに独立し、名古屋でカフェを開業しました。
その後、料理人からカメラマンへと転身した荒嶋さん。現在はカフェのオーナーをしながら、フリーカメラマンとして精力的に活動しています。
転身のきっかけは、カフェのお客さんとの会話でした。
「子どもをきれいに撮ってほしい。でも、プロのカメラマンにお願いするのは高額だし…」
そんな風に躊躇している人が多かったのです。
「僕はプロではないけれど、自分の持っているカメラのスキルが役に立つのであればと思い、来店してくれたお客さんを無料で撮影するサービスを始めました」
カメラマンとしての自分を必要とし、撮影した写真を見て喜んでくれる人の存在がうれしくて、荒縞さんはますますカメラに没頭するようになります。
そして、写真撮影サービスを掲げるホームページを開設。撮影依頼も徐々に増えていき、本格的なカメラマンへの転身を決意しました。
「撮られる人の魅力的な表情」カメラマンのコミュニケーション力で引き出す

「実は、僕自身も写真を撮られるのがとっても苦手だったんです」 そう話す荒嶋さん。「鏡で見る自分の顔と写真に写る自分の顔がいつも違っていて、なんで写真になるとこんなにも写りが悪いんだろう」と長年悩み続けていたといいます。 過去に心理学を学んだり、いろいろな人との関わりのなかで新しい世界が広がったりした経験が、人物を撮影するうえで大きなヒントになったそう。 ただ綺麗な写真を撮るだけではなく、自らのコミュニケーション力を高めて、撮られる人の魅力的な表情を引き出すことが最も重要なのだ、と気付きました。 利用者からは次のような感謝の言葉が届いています。 「荒嶋さんとの会話のなかで自然と出た笑顔や、公園を散歩しているときの自然な姿を撮っていただきました。写真を撮ってもらうことがこんなにも気持ち良いことだったのかと感じました」 写真を撮る側と撮られる側に単純に分けるのではなく、一緒に散歩したり、楽しくおしゃべりしたりしながら、自然な魅力を引き出すのが荒嶋さんの撮影スタイルです。
自然な表情の写真で「マッチング」の成功率アップ

撮影当日は、(1)プロフィール写真撮影(40分)と(2)自己紹介文の書き方のアドバイス(20分)という2部構成で進みます。この「2部構成」こそが、荒嶋さんのサービスならではの魅力です。
第1部「マッチングアプリで女性心理をくすぐるプロフィール写真撮影」
撮影場所は名古屋市中区にある「久屋大通庭園フラリエ」。四季折々の花や緑に彩られた庭園を散歩しながら、自然な姿をカメラにおさめていきます。マッチングアプリのプロフィール写真では、飾らない自然な笑顔が好印象を与えるため、カメラ目線やポーズはむしろ不要。写真を撮られるのが苦手な人でも安心して撮影に臨めます。
第2部「マッチングしやすい自己紹介文の書き方をアドバイス」
撮影終了後は庭園内のテーブルに座りながら、自己紹介文はどんなことを書いたら効果があるのか等、恋愛心理カウンセラーの視点からアピールポイントを提案。利用者からは「プロフィールの書き方も目から鱗でした」という声も。希望者には、自己紹介文の添削サービスも行なっているとのこと。
マッチング成功率アップを目指し、荒嶋さんに撮影を依頼した人たちからは「プロフィール写真を変えたら、マッチングアプリのいいねが増えた!」「彼女ができました!」といった嬉しい報告も続々と届いているそうです。
カメラが苦手だったからこそ、依頼者の気持ちに寄り添った撮影ができる

「誰よりも写真を撮られる人の気持ちを理解している僕だからこそ、苦手な人の気持ちに寄り添った撮影を心がけています」 カメラマンに目の前でレンズを向けられ、自然な表情を出せるのか不安になった過去があるという荒嶋さん。自身の苦い経験も踏まえ、「依頼者の目の前でカメラを構えない」撮影手法をとっているといいます。 360度動く液晶画面を見ながら撮影することで、依頼者にカメラを意識させないようにできます。それによって、自然な表情を切り取ることが可能になるのです。 写真を撮られるのが苦手だという利用者からも、荒嶋さんを推薦する声が多数届いています。 「荒嶋さんはとても話しやすい方で、話している最中に自然に撮ってもらえます。カメラが苦手な人にとても配慮されていて、これから撮るぞとばかりにカメラを構えたり、大きなフラッシュを焚いたりすることがありません。写真を撮られる際に身構えたり、こわばったりしてしまう人におすすめです」 カメラに苦手意識を持っている人でも、自分の気持ちを理解してくれるカメラマンなら安心してお任せできそうですね。荒嶋さんなら、自然な魅力を存分に引き出してくれるのではないでしょうか。